常温反応で高効率・低コストにエタノール生成!

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画像:日産ルノーが2020年までに実用予定のエタノールもしくはエタノール混合水によるSOFC(固体酸化物型燃料電池)の概要、改質器を通していったん水素化するので水素燃料電池であるともいえる。
(今後はSOSCスタック・改質器・熱交換器等の余剰熱をゼーベック発電等にて電力化すればさらに高効率化できるだろう)

参考:CO2から簡単にエタノールを生成する方法が偶然みつかる。常温反応で高効率、低コストが特長

ケッシュ財団のガンズ技術とナノコ-ティング、その応用のような技術で高効率・低コスト・特殊なレアメタル等を使わずエタノールを生成することに成功とのこと。
技術の応用で民間レベルでも再現・実証可能な予感がします

引用>The journal ChemistrySelectに掲載された論文を超絶にざっくりと説明すると、その技術はシリコンの上に配置したナノサイズの銅と炭素に、ドーパントとなる窒素とわずかな電圧を供給するだけでCO2を溶かし込んだ水を63%という効率でエタノールに変換する連鎖反応を引き起こすことができるとのこと。

研究者らは燃焼で生じるCO2を分解する方法を調べていたものの、偶然にもエタノールが生成できたことに「とても意外だった」と述べています。

この反応は常温で起こるうえ反応促進のための副反応が小さく、非常に純度の高いエタノールが得られるため、そのままアルコール燃料として利用したりちょっとガソリンを混ぜてフレックス燃料仕様の自動車を走らせたりできます。<引用ここまで。

エタノールなら既存のインフラの防食処理を強化すれば安価に転用可能で、スタンドの設備投資額も従来比とさほど変わらずできるのではないでしょうか。

エタノールは国内の酒税法の絡みがありますが、メタノールよりは毒性の低いイソプロピルアルコールを数%添加するか、苦味や匂いを付加して飲用に適さないアルコールにすることで回避できます。
国内の危険物取扱法はというとエタノール60%以下まで水で希釈した水溶液は対象外だそうです。
これは日産がバイオエタノールのSOSCレンジエクステンダー燃料としているエタノール50%水50%の水溶液という条件とも合致します。
つまり法改正の必要もなく、従来の法でクリア可能なため普及速度が速いということを意味します。

既存の車の内燃エンジンはというと水との親和性が高いエタノールに対し防食処理を施さないとならないので改造・改良の必要がありそうです(すでにブラジルでは内燃エタノール車が実用化され普及している)。
しかしエタノール燃料電池化するならば効率90%以上となります。
レアメタルを使用しない安価・高効率・一酸化炭素を極力排出しない触媒の開発が進んでおり、技術的利権の影響を受けず普及に拍車をかけることでしょう。

エタノール生成装置も本投稿で紹介したものは仕組みが簡単でレアメタルも使用せず安価にリリース・量産されそうですから、太陽光発電システムに付随させたりすることによりコストの高い蓄電池によらず生産したエネルギーをエタノールに変換し保存できるという最大のメリットがあります。

引用:日産の新型バイオ車、業界全体に波紋…国の基本計画と逆行、燃料電池車普及を阻害か

この技術が拡散されれば中東紛争やシーレーン封鎖に対する備えと牽制ができそうです。

 

私はずっとスズキ車を乗ってきたが、次は日産ルノーにしようと思った。

バイオエタノール燃料の原料として産業用大麻を推す必要もこれでなくなった。
酩酊成分がほとんど含まれていない産業用大麻は紡績原料やバイオプラスチック原料など他でも有用なので問題ないだろう。
大麻のオガラは優良なカーボン原料となるので上記技術の炭素原料として活躍するかもしれません。

 

なお二酸化炭素を取り込む技術としてこんなものが出てきているそうです。
ケッシュ財団のガンズ技術では常温で二酸化炭素を抽出・固形化できることが証明されていますので、あながち嘘でもないかもしれません。
(確証はできませんが)。

参考:大気中から二酸化炭素を直接取り除き、燃料にできてしまう夢のシステム

参考:二酸化炭素から安価に燃料を作り出すことが可能に

新しい世界線(未来)に光あれ、そして祝福を!

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